
ブリュッセルの東、列車で約35分の所にゲントの町があります。中世の頃はブルージュと争いながら、織物業で栄えた町です。その頃のギルドハウスの面影が今も残ります。町を流れるレイエ川沿いにギルドハウスが並びます。フランドル伯の居城と聖バーフ寺院界隈は徒歩で充分巡れます。聖バーフ寺院は、12世紀から16世紀にかけて完成した建物で、ヤン・ファン・アイクの「神秘の子羊」の絵画で有名です。その他にも鐘楼と繊維ホール、市庁舎などの建物が美しいです。北海沿いの港町・オステンドはベルギーの海の玄関口で、イギリスからドーヴァー海峡を渡る船が発着します。港には帆船も停泊し、夏にはビーチでの海水浴客で賑わいます。ブリュッセルから北へ45キロメートルのオランダ国境近くにアントワープの町があります。15世紀の頃から商業の中心的な町として栄え、ダイヤモンドの研磨、取引の中心地でもあります。また、ルーベンス、ヴァン・ダイク等多くのフランドル派の画家達も活躍しました。人口50万人を超えるアントワープは大きな町ですが観光の中心は、大寺院周辺にあります。200年の歳月をかけて完成したノートルダム大寺院には、ルーベンス作の「キリストの昇架、降架」、「聖母被昇天」などの祭壇画があります。16世紀の市庁舎の建物や内部の壁画も見所です。博物館となった肉屋のギルドハウスやルーベンスの家も見学できます。ルーヴェンの町は、13世紀に毛織物業で、14世紀にはビール産業で栄えた町で古い町並みも今に残ります。
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